
2025.7.14
ドゥーリン最終日。
雨音で目を覚ます。
だんだん雷が鳴るほど横殴りの雨に。
キッチンから見える農場のトラック置き場では、朝から灰色のレインコートを着た女性が、傘もささずに雨の中、なにやら忙しそうに行き来している。
そして……聞こえてきたのは、馬の鳴き声。
車につなげた銀色のカプセルのような形の馬乗り場に、馬を乗せて、どこかへ向かって行った。
雨は勢いを増して、一時停電。
オーナーのシャロンさんが連絡をくれて、この地域全域が一時的に停電しているのだと知る。
しばらく静かにしていると、回復した。



(ミニウインナーの小ささよ!笑)
さいごの、ホワイトプディングとブラックプディングを楽しむ。
昼前、雨が少し小ぶりになる。
キッチンで焼きカレーを作っていると
数日前、トラクターを運転していた中学生くらいの少年があらわれて、自転車に乗って暇そうにそこらへんをぐるぐるまわっている。前輪を高く上げて、ハードル飛びのようにする。上手!キッチンのブラインドの間からしばらく見惚れていた。
子供達はお父ちゃんとトランプ。大貧民で盛り上がる。ダブリンでトランプを買っておいて良かった。
昼は、ビルドインのオーブンが使ってみたくて作った焼きカレー。
昔、日本にお嫁に来た知人から、「ビルドインのオーブンはとても使い勝手が良く何でも作れる(日本にも同じものがあったらいいのに)」と言う話を聞いていて、ちょっぴり憧れていた。
そして、ゴールウェイのリドルに、粉末のカレールーが売っていたのだ…!これがまた少し甘口でスパイシーでおいしい。子供たちにも好評だった。そのルーを使ってドライカレーを作り、焼きカレーに。
そして、他の街のホステルでもたくさん置いてあったし、この宿にも置いてある
「チーズ用のおろし金」で
(私はこのおろしがねを生まれて初めて見た)
アイリッシュチーズをたっぷり削ってカレーの上にかけて焼いてみた。
(うん。もうアイルランド旅行記というより
これは、アイルランドで自炊日記になってきた)


今日は
「白いマス(コングの昔話)」と
「妖精と家来」などを読み聞かせ。
「妖精と家来」では、
ちょうど主人公が妖精小人と一緒に、屋根裏部屋に忍び込んで、結婚式から花嫁を連れ去ろうとしている場面で、
宿の天井から、カツ、コツ、カツ、コツ、不気味な音がしてきたので、子供たちは悲鳴をあげる。
よく聞いていると、2階に宿泊していた別のお客さんのワンちゃんが、リビングを歩き回っている音だった。。ドキドキしたーー。
後は、メロウのお話。
メロウは、海に住む妖精。
ドゥーリン最後の夕方を楽しむ。
雨上がりの雲からひとすじの光がさして、アラン諸島を照らしていた。かみさまが降りてきそうな光景。
本当に、360度どこを見ても美しい
のんびりした田園風景が広がる場所。
旅のちょうどまんなか、この場所でのんびり出来たのは幸いだった。
帰国した今も、アイルランドの昔話をきくと
自然とドゥーリンの景色が思い出されるのだ。
